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マルサーラ ス-ペリオール ガリバルディ ドルチェ

アペラシオン (イタリアワイン法の格付け)
D.O.C. (Denominazione di Origine Controllata) つまり「統制原産地呼称」。
 

ブドウ品種
50% グリッロ / 50% カタラット

 

歴史といいますか伝説といいますか、「二つの世界の英雄」ジュゼッペ ガリバルディは、南イタリアをスペイン(ボルボ-ニ)から解放し、1861年にサヴォイア王国のもとでイタリアを統一するという使命を果たした後、マルサ-ラに戻ってきました。1862年7月19日、イタリア統一を完成させるためにローマと教皇庁を征服し、首都をトリノからローマに移すことを考えてマルサ-ラに戻った彼は、グリニャーニ伯爵の客として、ポルタ・ヌオーヴァの宮殿のバルコニーから有名な演説を行い、「EITHER ROME OR DEATH(ローマか死か)」という伝説的な標語を宣告しました。応援に駆けつけ、彼の名声にふさわしい祝賀会を開いたマルサ-ラの人々は、イタリアのみならず南米の多くの国の歴史を作ったこの偉大な人物に特に魅了されたのであります。

ガリバルディ将軍は、イギリス人のベンジャミン インガムによってすでに世界中で販売されていたこの有名な酒精強化ワインを試飲したところ、特にスペリオーレ ドルチェという品種を高く評価しました。その日から彼に敬意を表して、彼の名前にちなんでガリバルディ ドルチェと呼ばれるようになったのです。

ブドウは優しく圧搾した後、温度管理されたステンレスタンクで醸造されます(25/26℃)。ベースワインができあがると、「コンチャ(タンニンに浸ける)」が行われます。この工程では、ワイン由来のエチルアルコール、加熱したマスト、ミステッラを加えることで、マルサ-ラワインの特徴である官能的、感覚的な複雑さを得ることができます。ミステッラとは、部分的に発酵させたブドウのマストとワインやアルコールのブランデーを混ぜたもので、アルコール度数を16~22度まで高め、これ以上ワイン自体を発酵させないようにするために使用します。

このワインは温かみのある琥珀色をしています。香りは強烈で、独特のフィネスを感じさせます。干しイチジク、キャロブ、キャラメル、焦がした砂糖、甘いスパイスなどの典型的な香りがします。口に含むと、フルボディで暖かく、包み込まれるような味わいで、甘いがクドくない余韻があり、最後に長く心地よいバルサミコの余韻が残ります。

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