デゥカ ディ モンタルボ

アペラシオン (イタリアワイン法の格付け)
I.G.P. (Indicazione Geografica Protetta)　つまり「地理的表示保護」。
 

ブドウ品種
ネロ ダ－ヴォラ、ネロ カプッチョ

デゥカ ディ モンタルボはミラッツォで最も貴重な赤ワインです。50年以上の歴史を持つ、最も密度の低い古い畑で、最高の収穫をしたものだけがデゥカ ディ モンタルボになります。決め手となるのはクリュです。モンタルボ地区の特徴は、100％石灰質の泥灰土で、長期熟成させる赤ワインに驚くほど適した「月面」のような土壌です。

ブドウの房は手作業で収穫し、14kgの小箱に入れます。その後、除梗された房は、垂直に設置された醸造装置に移され、ブドウの香りを最適に抽出するために頻繁にポンピングを行いながら、絞りかすが最小値になるまで果皮上で長いマセラシオンを行います。マロラクティック発酵は、ネロ ダヴォラはオークの小樽で、ネロ カプッチョは大樽で行われます。熟成は、バリックと大樽で48ヶ月間行い、その後スチールタンクでの熟成を経て、最終的に瓶詰めされます。

紫がかった濃厚な赤色のワインです。フレッシュでエレガントな香り。ブラックベリー、ラズベリー、プラムなどの新鮮な赤い果実の香りが最初に感じられ、続いてスパイシーな香り、ローズマリーやタイムなどの香り高い野菜の香りが感じられます。味わいはパワフルで骨格がしっかりしており、上質なタンニンが豊富で、シルキーでエレガント。フルボディであると同時にフレッシュで、素晴らしい味覚の持続性を示します。